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はじめしゃちょー様のインテリア!

最終更新: 2020年12月27日




今回のブログは、完成に至るまでのエピソードを書いてみようと思います!


突然、事務所の方から、はじめしゃちょーという方のマンションのインテリアをお願いしますとメールが来ました。とても丁寧に、プロフィールが書いてありました。

再生回数とか。

私、正直、はじめしゃちょー様のことは存じ上げませんでした。(すみません💦)

20代のアシスタントの子2人に、どう思う?って聞いたら、賛否両論。

「じゃ、やっぱりお断りするねー!」と言ってご返信しようと思ったらお電話が・・・。

「実は、〇〇君からご紹介いただいたので」とのこと。

それは、私が以前務めていた会社の方でした。私は、その支店の方々には本当にお世話になったので、それは断れないかも・・・・と思ったのでした。

「でも私、YouTube見たことない昭和のオバチャンなんですけど大丈夫でしょうか?」

「や、今回は、本当にプロの方にお願いしたいので、そういう方がいいんです。」

「そ、そうですか・・・どうぞよろしくお願いします。」


「来週、一度現地を見にきてください。その様子も撮影させていただきます!」

というのが、動画に最初に登場した日のことです!

知らぬが仏ということもあり、お受けしてしまったのですが、徐々に、はじめしゃちょー様のすごさがわかってきて、プレッシャーが重くのしかかってきました、汗。


都心の高層階のマンションに伺うと玄関で迎えてくださいました。

初対面の印象は、スラッとしたジャニーズにいてもおかしくない感じの子、でした。

きちんとしていて、実は頭の回転早いんだろうなぁって感じました。

(お片づけは、まるっきし苦手みたいだけど・・・笑。それで整理収納の方にも入っていただきました。)

じゃ、こうしてああしてと、撮影は、はじめしゃちょー様の指示に従えばいいんですけど、

やっぱり初対面の方にお会いして3分後に動画撮影って緊張します!

その中で、なんとかコンセプトをひねり出していただいて「近未来的な感じに!」

「プレゼンは見ずに、完成でびっくりしたいので、よろしくお願いします!

ツジさんが、やり過ぎかなーって思うくらいでお願いします!できたら3週間後に・・・」

「そ、それは無理です(°_°) ・・・せめて1ヶ月ちょっと・・・」



深澤直人デザインのチェア
深澤直人デザインのチェアはリビング入り口に。

そこからが大変!

個性的な家具や照明は、ほとんどが輸入品。普通ならイタリアやアメリカにオーダーして4ヶ月後にお船で日本に届くわけなんですが、そんなの待ってられないし。

とりあえず、自分の中でイメージしたものをプレゼンボードにして、

「これ、今、日本にないかなぁ?」

「今、発注するといつ?・・・だよね・・・」

ショールームに行って

「この展示のを譲ってくれない?」

「や、新商品なんで、これ出しちゃうとお客さんに見てもらえないんで・・・」

なーんて押し問答を繰り返す日々。

ロッシュボボアの新作ソファー、ボンボンをはじめしゃちょー様の新居に。
ロッシュボボアの新作。展示品をなんとかお願い!

たまたま欲しかったB&Bのアップというソファーは、

「グリーンなら一つ倉庫にあります!」

わぁ奇跡!よかった!

「でも、廊下幅と、ドア幅が足りないので入らないと思います・・・残念です。」

「えー!いや、入る!入れる!きっと入る!念力で!」

と、無理を言って一度配送の方にチャレンジしてもらいました。

もう漫画みたい、笑。

ちょっと無理しましたが、結構角が取れてるデザインなので、入ったのでした!

そこは、何百回とやってきた家具搬入の長年の勘だったと思います。

(写真下、B&BのUP。B&Bのホームページより)


壁紙も、悩みました。

マナトレーディングさんに行って、「近未来的な壁紙探してるの!」と、どんだけサンプルを見たことか。

でも、やっぱりもがいてると、ふと出会えるんですよね。ピピッとくるものに。

イーリーキシモトさんというイギリスで活躍しているファッションデザイナーさんが、

カークビーと言うインテリアのブランドと、コラボして作ったという壁紙や布地。

それはデジタル的なデザインで、結構とんがってました。こういう個性的なものって、日本人は敬遠しがち。人と同じは嫌っていうイギリス人にこそ受け入れられそうです。

そのブランドのクロスや、ファブリックは本当に上質で、品格というか・・・思想が感じられました。お船の便では間に合わないので飛行機で取り寄せました。

ご予算だけは、潤沢にいただいていたので出来た技です。

(写真下、マナトレーディングのホームページより)


それで、ちょっと勉強したのね、動画のことを。

いい動画というのは、途中で見るのを止める人がいなくて、最後まで見てもらえるものらしいんです。離脱率と言うのでしょうか?

もちろん再生回数も重要だけど。

・・・っていうことは、要所要所に「わぁ!」ってことを落とし込んで最後まで行きつかないとならないんだなぁって思いました。

住宅の展示場でも心がけていたことだから、感覚は分かります。

それは、大きな家具や照明だけでは成し得なくって、小物が重要なんですよね。

そして、そういう小物や、アートが最終的な空気感を作り上げるんです。


実は、何が大変って小物を揃えることなんです。足を使って探さないと、1点ものなんかには出会えないし。

犬も歩けば棒に当たるとはよく言ったもので、よく行く神田の古書店に行ったら、アートの展示とともに作家さんもいらしていて、お話を聞くうちに、なんかいいかもこの作品!って感じました。

(小宮山TOKYOにて作家のケンセイ・ヤブノさんと作品)


アートって重要。どなたにも、一つはおうちに飾っていただきたい。でもとっつきにくいでしょ?現代アートって言われると・・・

今回のアートは、どれも馴染みやすいものばかり。

ヤブノさんの立体オブジェは憎めない感じだし(30万ほどしましたが)、3次元的アートは3万円くらいのもの。空間に馴染んで雰囲気を醸し出せるものであれば金額はそれぞれの方の予算に見合うもので良いと思います。

(写真下は、ロイズアンティークの店にあった200年前のドアにミラーを貼ったもの)


近未来的を目指すけど、そこに敢えてアンティークのものも添えました。お汁粉に少しの塩が効くように、相反するものがあって際立つように思います。

そういった様々なもので驚きを切らさず繋げたいと思いました。

はじめしゃちょー様のファンは圧倒的に小・中学生が多いとのことだったので、それも少し意識しました。豚さんや、熊さんのケーキなど、喜んでくれたかなぁ?

(下のケーキは、サプライズで、冷蔵庫の中に仕込んでおいたもの)


途中、悩んだのは「やりすぎ感が出ていないか?」ってことでした。

見る方に、驚いて欲しいし、話題にもなって欲しい。

でも、プロとして、破綻したインテリアにするわけにはいかない!

あまり色をカラフルにしたくないというご要望も踏まえると、何でインパクトを出すべきか?

派手かなぁ?

いやいや見方によっては地味かも・・・

盛りすぎ?

いやぁ、スカスカ感だけは避けたいし・・・

そんな狭間で、一歩進んで二歩下がり・・・苦しかったです。


期限まであと10日となった頃、ふと弊社オフィスの共用部分にある雑誌、Forbes Japanを手に取ったら、日本発「世界を変える30歳未満、30人」と言う特集の中に、はじめしゃちょー様がいるではないですか!

引き寄せの法則ってこのこと?

彼のコメントに「実際、数字が命なんで」とありました。

そうか、彼は彼で、プロフェッショナルを追求していて、これもその一環なんだ。

やりすぎかどうかを悩んでる暇はない、オーナーの目的がそこにあるなら、そうすべき!

吹っ切れました。急遽、「歯医者のような照明(彼曰く)」を追加したり、グリングリン回るチェアを追加したり。

もちろん怖い気持ちは山々でしたが、中途半端で後悔するよりマシだと自分に言い聞かせました。

あー、予算もそろそろ限界かもだけど(汗)

(はじめしゃちょー様の、ユーチューバーとしての心のうちは、ローランドさんとの対談の動画で後から拝見しました。感動して、やっぱりやりきってよかった!と思いました。末尾にて紹介。)


そして、施工やら納品やらは4日間で、ワタワタと!

完成動画を撮影する日は、時間間際まで、お昼ご飯を取る間もなく、化粧を直す間も無く業者さんとバタバタしてやっと完成、即撮影!


はじめしゃちょー掲載のForbes Japan
Forbes Japanに掲載のはじめしゃちょー様

そして24日の夕方、「アップしましたのでご確認ください」メールがきました!

なんか、こ、怖くて見れない^^;

そういうところだけ、なぜか小度胸な私。。。

それにしても、タイトルからして金額かぁ(^◇^;)・・・そうよね。

人は他人のお金の話は好きだものね、そういう世界よね・・・シビアに数字取らなくちゃだものね、うんうん納得。

・・・いやぁ、でも、私の普通のお客様びっくりしちゃうかな?笑


フェイスブックで皆様に告知したにも関わらず、未だ怖くて見れない!という私に、周りの方々が大丈夫、自信持ってみて!と励ましの声をかけてくれました。

そ、賛否両論、色々あった方が何も無いよりいいの。インテリアに正解はないものね。


振り返ってみると、動画の中では、ご覧になってくだる方に、お伝えしたかったことが言えなかったので、この場をお借りして。

インテリアって、本当に多様性に富んでいるんです。

かっこよかったり、楽しかったり、オシャレだったり・・・。それぞれの住まい手が、「好き」を大切にして、良いものを長く愛用してくれたらいいなと思います。

はじめしょちょー様は、ごく普通のものをお持ちでした。それが庶民に愛される理由の一つだったと思います。でも、まだまだ先を見つめて突き進んで行かれる方です。

近頃は、「変わりたい。」とおっしゃっているとも、伝え聞きました。その方向がどこなのかは、わかりませんが、暮らしのグレードを上げて、その中に身を置けば、自ずと人生のステージも上がっていくと思います。

一流デザイナーやクリエーターが作り出した物は、人を育ててくれる力があると思うのです。それをこれから実感していってくださったら嬉しいと思います。

そして、多くのお子さんの憧れでい続けて欲しいと思います。

インテリアに興味を持ってくれる子が増えたらいいな!そんな想いも込めて、頑張りました。


無理を押して、ご協力くださった業者の皆様、はじめしゃちょー様サイドのスタッフの方々、そしてこのような機会をくださった方々に心より感謝しております。

ありがとうございました!

メリークリスマス!

2020年の私のクリスマスイヴは、思い出深いものになりました。


※はじめしゃちょー様のインテリアアイテムなどについては、次回ブログで詳しくお話ししますね!


新居を1200万円使って改造してもろたwwwwwwww - YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=9kOwbYtYLoo&feature=youtu.be

ご覧いただき、いいね お願いいたします!


ローランドさんとの対談では、ローランドさんの豪邸も拝見できます!

ぜひこちらもご覧ください。

はじめしゃちょーを新居に招待しました - YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=eXFqqgEAXPU




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インテリアデザイナー ツジ チハル

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