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キッチンメーカーからのメッセージが心に刺さった日の思い出。


MOOOIの照明。トーヨーキッチンのショールームにて。インテリアコーディネーターのブログ。

10月10日。「トーヨーキッチンスタイル」のセミナーに、後輩ICたちに誘われ、参加しました。

タイトルは『住むをエンターテインメント。・・・変革の時代を生き残るための”個性”を活かしたキッチンのトータルコーディネートとは?』。そんな切り口での、ご案内でした。

(写真上は、https://www.toyokitchen.co.jpより)

トーヨーキッチンのセミナーにて。代表取締役の清本英嗣氏が語る。インテリアコーディネーターのブログ。

スピーカーは、代表取締役の清本英嗣氏。長年、商品開発に携わった経験をお持ちのようでした。トーヨーキッチンスタイルのブランディング戦略を通じ、かつて道具や場所だったキッチンをいかにインテリアに昇華させたか・・・を、歴史を紐解きながら解説くださいました。

TOYO KITCHENショールームにて、セミナーを受講。インテリアコーディネーターのブログ。

お話とは別に、私の個人的なトーヨーキッチンの思い出を辿ると・・・10年以上も昔の話になるでしょうか。もっとも記憶に残っていることがあります。シンプルな空間の中でキッチンの上にシャンデリアがバーンと飾られ、傍に盆栽が添えられていた写真を、インテリア雑誌で見た瞬間。あの時の衝撃は忘れられません。その写真はもう検索しても出てきませんでしたが、近いものとしては上の写真。もっと和の要素を感じさせる美しい写真だったように記憶しています。(記憶違いだったらごめんなさい)

なんというか・・・キッチンの概念がひっくり返ったというか・・・。

キッチンとシャンデリアの個性的な組み合わせ。インテリアコーディネーターのブログ。

だって、キッチンの真上にシャンデリアですよ?

今でこそ、希望される方も時々いらっしゃいますが、その頃の日本では・・・。全く新しい景色に見えました。そして、キッチン単体では、伝えられなかったメッセージが、シャンデリアを添えることで、私の心に突き刺さるように伝わったのだと思います。それ以降も、新商品には個性的な照明が組み合わされていることが多いように思います。

清本氏が、製品開発のコンセプトとして話してくれた ☆デザインを製品開発の軸にする。☆マスマーケットを志向しない。 まさにそれが、ストレートに表現されてきたのだと納得しました。

それからずっとブレずに、尖り続けてくれています。写真下の吉岡徳仁さんのキッチンが発表された時も、ドキッとしましたね。キッチンの中が透けて見えるのですから・・・。

トーヨーキッチンのブランディングについてのセミナーに参加しました。インテリアコーディネーターのブログ。

清本氏は、抱えてきた問題点の一つとして他社に模倣されること」をあげていました。

そして、商品開発のコンセプトとしてもう一つ ☆キッチンを中心としたライフスタイルの提案 を掲げています。具体的にはアイランドキッチンが増えてLDKが一体になる=部屋全体のインテリアをトータルで考えていく必要性です

でも、模倣の問題も、トータルでの提案も、すでにクリアされていると私は感じています。

それは、moooiとのコラボによるものだと感じています!

(写真上3枚は、https://www.toyokitchen.co.jpより)

ミラノサローネで、モーイのブースに。インテリアコーディネータのブログ。

写真上は、2、3年前にミラノサローネに行った時にmoooiの会場で私が撮影したものです。今年、サローネに行かれた人の多くが「どこの家具ブランドも似たような感じだった」という感想を漏らしてましたが、毎年モーイの独特な世界観は別格だと思います。誰も模倣できないインテリアの世界観です。

斬新なトーヨーキッチンと、そのモーイの家具や、照明が見事に合間って、個性的なLDKを演出してくれています。まさにそれがエンターテインメント。他にはないものを見せてくれるショールームは、いつも私たちをワクワクさせてくれます。

たとえ、キッチン単体のデザインを他のメーカーが真似たとしても、その世界観はマネできないのです。

発表された新商品、INO PLUG-INも、面白いコンセプトに沿ったキッチンでした。ぜひ、ショールームで実物をご覧になってください。

(写真下は、モーイのペンダント照明)

moooiの照明。トーヨーキッチンのショールームにて。インテリアコーディネーターのブログ。

それにしても、トーヨーキッチンはどうしてモーイをパートナーに選ばれたのか?

ものすごいセグメンテーションやマーケティングの研究の中から導き出したのか、感覚的に「ここだ!」と思ったのか、わかりませんが、この組み合わせこそが、「全てだ」と私には思えるのです。数あるインテリアブランドの中から、モーイに決めた人がすごい!

これ以上のペアリングはないですよね。

生ハムとメロンなんてもんじゃなくって・・・・うーん・・・

ゴルゴンゾーラのピザに、苦味のあるカラスザンショウのはちみつをかけたような!

個性かける個性!癖のある味が、クセになるのです⁉︎

(清本氏以上に、今、熱く語っている私・・・あくまでも個人の見解です。笑) 

ゴルゴンゾーラとチーズのピザ。でもキッチンのお話。インテリアコーディネーターのブログ。

一方、私たちは、数多くのキッチンメーカーや家具ブランドを選択肢に持っています。「ゴルゴンゾーラとカラスザンショウはちみつ」以上の個性を見出すコーディネートを探すことを楽しめるのです!トータルで考えなければ、味わえない蜜の味が、まだまだ眠っているのです。

ごぼうと、カカオ豆の意外な組み合わせが美味しいスープ。インテリアコーディネーターのブログ。キッチンのお話。

セミナー後、私たちは夕飯に。外苑前のフレンチレストランnaitreは、お料理とワインのペアリングをウリにしているお店。写真はごぼうとカカオ豆のスープ。意外な取り合わせが新鮮で、美味しかったです。奇しくも、今日のテーマにぴったりのお店でした。

次回も、キッチンのお話です。お楽しみに!

☆皆さんはどんなキッチンが理想ですか? どんなお料理を、いつ誰と作って、どんな風に食べたいですか?そんなことから考えていくと、理想のLDKが完成すると思います。ぜひご相談くださいね。

☆「ブログ、READ MOREから進まなくって、携帯で見れないの!」と、何人かの方にご指摘受けました。ちょっと試しに写真のサイズを小さくしてみました・・・。

(関係ないですか?アナログな私の浅知恵?(*´-`)・・・)

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ツジ チハル

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