• HARU’sテーブル

アートフェア東京2019予習と復習


毎年、楽しみにしているアートフェア東京(AFT)。今年は、予習セミナーを受講して、たっぷり時間をとって堪能しました。現代アートを中心に、ピカソ、ジャコメッティ、さらには骨董まで!普段は敷居が高いと感じる世界的なギャラリーから、これから羽ばたこうとする若手の作品まで。ほんの一部ですがご紹介しますね。写真上の作品はインスタ映えしそうだからか、みなさんがパシャパシャしていた美味しそうな作品。

3月7日から10日まで、国際フォーラムで開催されたフェア。チケットは一日券で4500円と結構なお値段。美術館の3倍。にも関わらず、毎年、会場は多くの来場者で賑わっています。国内外から140近いギャラリーに加え、いくつかの団体が参加しています。

最初の年は、どこからどうみていいのかもよくわからなくって・・・。今年はちょっと予習をしようと思い、AFTのディレクターの北島輝一氏(写真下)のセミナーを1週間前に受講しました。タイトルは「金融とアートのスペシャリストが教えるアートの世界」。

アートは株に似ている!から始まり、数字でアートの市場や世界の中の日本を紐解いてくれました。富裕層の比率からしたら日本のアートマーケットは本当に低いそうです。アートをビジネスにする仕組みが遅れているようです。グローバル化する中で、日本の小さなギャラリーは、これから大変だろうなぁと思いました。AFTでの売り上げ金額は年々うなぎのぼりのようですが・・・。

そんな難しいお話の他に、アートフェアの見所や、抑えるべきギャラリーの紹介もしてくださいました。「これから値段が上がるアーティストは?」という質問にもあっさりこれとこれ!とお答えになってました。でも何しろ株と同じですから、上がる保証はないわけですが。

私も、へーこれが世界のフェアで有名なPERROTINのブースかぁ・・・などと思いながら歩きました。(写真上)

確かに、同じ作家の作品を2年前頃と比べて「えー?こんなにお高かった?」なんて感じる作品もありました。そして、美術館ではないので、売れてる作品には赤いシールがぽちぽちと貼られていて人気の作家はよくわかります。もちろんお気軽に買える作品(5万から20万くらい)に多く付いてるという印象もありますが、うん百マンとかうん千マンの作品にだって赤ポチは付いています。5億くらい買い付けるコレクターの方もいらっしゃるそうです。

上の写真のように、作家がその場で描いているところでは人だかりができていました。お二人とも、下絵もなく即興でスラスラと描いていくんです、びっくりですよね?すでに頭の中に完成図が出来上がっているのでしょうか?それとも手からこぼれ落ちるように出てくるのでしょうか?

正直、バンクシー騒ぎの時にも、どこからがアートでどこからが落書きか?私にはよくわからないなぁと思いましたが、それは見る人の価値観でよくて、需要と供給のバランスで価格が決まるわけですよね。その線引きを考えること自体がナンセンスなわけですよね・・・。

などと、色々考えながら約半分会場を回ったところで、脳も足も疲れました。なんと会場にはフリードリンクのコーナーがあるんですよ。それも丸山珈琲または炭酸水を座って味わえるところが。もう天国!自分で簡易なドリップにお湯を注ぐんですが、美味しかったです。

そして再び会場へ。外国人の方も多かったですね。会場では英語を始め中国語も飛び交っていました。来場者もですが、海外から出店しているギャラリーも多いからでしょうね。もちろん作家本人が色々とお話してくださるところもたくさんありました。

やっぱり私がホッとするのは古いものかもしれないなぁと毎年思います。例えば中国の後漢時代のこんな犬(写真下)とか、(豚にも見えるけどタイトルには犬とありました)。その下の日本の骨董なんかです。なんか癒されるー・・・でもお値段見ると・・・ですよねぇ。となるんですけど。笑。

お値段でびっくりしたのは、以前住宅展示場でお世話になったことのある左官職人さんだと思っていた久住さんの作品がありまして、いやもうこの大きさでこのお値段なら、壁一面塗ってくださいなんて言えない言えない!と思ってびっくりしました。

他にも本当に多種多様な作品があるのですが、とてもご紹介仕切れないので、インスタなどで他の作品もアップしていこうと思います。このサイトのプロフィールのページの最後の方でインスタもご覧いただけます。

ぜーんぶ見て、私が一番欲しいなぁ、毎日見ていたいなぁと思ったのは下の作品です。買えるようなお値段ではありませんでしたし、ほぼ買い手が付いてましたが・・・。聖猫というタイトル。本当に金箔の反射で神々しく輝いていました。なんというか周りの空気感が違うように思えました。

そして、このギャラリーはライティングも素晴らしくって聖なる感じがモノトーンの陰影で表現されているように感じました。聖猫たちはどなたの元にいくのでしょうね。素敵な自然光やライティングの中で佇んで欲しいなぁ・・・。

回を増すごとに、楽しさが感じられるようになってきたアートフェア。来年も楽しみです。そしてアートを見る目や、アートの価値についての知識を深めていきたいと思います。

☆インテリアを決めるのはアートだと最近強く感じます。例えば同じデザインのソファーだとしても、その背景のアートによって全く異なるテイストの空間になると思います。アートって大切!

まずは一枚、「この金額なら、なんとか無理したら買えるかも!」というところで買って毎日の暮らしの中で眺めてみることから初めて欲しいと思います。

(なぜ、ちょっと無理するかというと、その方がすぐに飽きない確率が高いからです!)

アートのご提案もしますので、ぜひご相談くださいませ。

☆ブログの配信予約は、ブログ全体ページの最下より、アドレスをご登録ください。

HARU Interior Directions,Inc.

ツジ チハル

c.harunohana@icloud.com 102-0074 千代田区九段南2-4-11 HIVETOKYO9F 03-4530-3153 www.interiordesignerharu.com

⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂⁂

#アート #セミナー #骨董 #デザイン

© 2016 by Demi Watson. Proudly created with HARU Interior Directions ,Inc.