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家を切り裂いたアート、何を感じる?


ゴードン・マッタ=クラーク展が東京国立近代美術館で開催されています。彼の代表作が上の作品《スプリッティング》1974年。実際に人が住んでいた住宅を真っ二つに!ナニユエに?

かたわらで彼が「創作している様子」がビデオ上映されていました。(写真上)

解体しているのではなく、アートを創作しているわけです。建築関係の方なら、あんなに美しくカットを入れて、傾けるのがいかに困難か想像できますよね。土台あたりをみてみると・・・。

こちらは、4つにカットされています。《スプリッティング:四つの角》1974年。彼の作品は、解体寸前の建築物に施されたものが多いので現存作品は非常に少なく、この四つの角は貴重な作品だそうです。なおかつ、彼は35歳の若さで亡くなったので活動期間は短かったのです。

皆さんは、この作品から何を感じますか?

正直、私は作品の周りを、ただいたずらにウロウロすることしかできませんでした。なんとも言えない心許なさを感じつつ。

現代アートは、たまに観に行くのですが、造詣が深いわけではありません。ただ、「感じることが大切!」と思って見に行きます。が・・・そうはいっても、ちょっとむづかしそうだったので、8月11日のギャラリートークに参加してみました。マッタ=クラーク研究の第一人者で今回のキュレーター、山梨大学の平野先生(写真上右)が会場を回りながらトークしてくれる貴重な機会です。

マッタ=クラークはアメリカのアーチストですが、父親は裕福なチリ人。大学は建築科を選んだが入学してすぐに後悔・・・でも、時を経て再度、建築を学び直したお話。社交的でイサム・ノグチやフランスのアーチストなどとも深い親交があったこと。アート活動としてのレストランや、映画も製作したこと。例えばレストランでは、骨の髄を調理してふるまい、食べ終わると洗って骨のネックレスにしたことなど伺いました。人となりがわかると作品との距離も少し縮まる気がします。

「生と死の循環」や「エネルギーの流れ」的なことが作品の根底にあるのかもしれないですね。

実は、平野先生と私は、趣味友達でした。山梨に住んでいる頃に時々お教室で顔を合わせていました。この展覧会を知るきっかけも、そんな繋がりから。でも、こんなすごい方とは・・・。先生はマッタ=クラークの何に惹かれたのでしょう。1970年代に活躍した彼が今、世界中で注目されているのはなぜでしょう。今度お会いしたら聞いてみたいけど、9月からはアメリカに行ってしまうのだそう。疑問ばかりが残ります。

出口でワークショップ「やってみようフォトグリフス」に、挑戦。
マッタ=クラークのグラフィティの作品コピーに、ぬり絵をしながら、彼の世界観を追体験。
そしたら思い出しました!中学1年の時、木造校舎の建て替えがあり、解体直前にクラスメイトと悪ふざけして教室に落書きしたり、男子が少し破壊して、先生にすごく怒られたこと・・・。
あれも、アートだったのかな? もしも褒められてたら誰かアーティストになってたかも?笑

外に出ると、芝生の上であかりがまあるく灯っていました。ビール飲んでる方もちらほら。

美術館は、夏のサマーフェス期間。金曜土曜は21時まで開館しているそうです。もちろん他の所蔵品展も楽しめます。週末の楽しみ方が増えますね!

http://www.momat.go.jp/am/exhibition/gmc/#section1-2

☆スケルトンリノベーションをお考えの方!解体する前には、ちょっとだけマッタ=クラーク的アートに挑戦してみるのもメモリアルなことかもしれませんね???

解体屋さんに「マッタ=クラーク的にお願いします!」な〜んて言ってみたくなりますね!

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ツジ チハル

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